研究ノート(その4)-教案の検討-

 

研究ノート(その4

-教案の検討-

 

1)教案の検討とは

Ø  原動単位の検討

Ø  原動単位の連合性の検討

Ø  連合された原動単位の統合性の検討

Ø  原動単位のテクニックの検討

Ø  授業研究は原動単位の検討でもある

 

2)原動単位とは

Ø  授業を構成する、ある時間から時間によって仕切られた、仕切りの間に存在する概念

Ø  授業には始めと終わりが必ず存在する

Ø  「仕切り」ごとにも、必ず始めと終わりがある。つまり、原動単位にも始めと終わりが存在する

Ø  授業は原動単位の連合体である。連合体の開始は恣意的であるが、恣意的な開始は連合体の開始である。開始があれば必ず終わりがある。

Ø  開始の原動単位があれば終わりの原動単位がある。

Ø  開始と終わりがあれば必ず中間の原動単位も存在する。

Ø  開始の原動単位と中間の原動単位と終わりの原動単位による連合体が統合的な意味を持ち、新たな全体的な概念が生じ、授業の性格を決定する。

Ø  開始の原動単位で開始された授業は時間の進行と共に概念化された原動単位と衝突する。

Ø  衝突するのは開始によって統合性が想定される概念化される仕切りと、実践上の原動単位が合っていないことによる。

Ø  統合化される授業の性格は開始の原動単位によって方向付けされる。

(2022.08.29)

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